モエレ沼公園

モエレ沼公園に行ってきました。

札幌市の依頼で1988年3月に札幌を訪れたイサム・ノグチ氏は、不燃ゴミの処分場だったモエレ沼を「人間が傷つけた土地をアートで再生する。それは僕の仕事です。」と言いマスタープランを作成しました。

この公園に行ってみると、天才による完璧なデザインは人の心を豊かにし、何年たっても感動を与えることを実感できました。

オリンピックスタジアム、オリンピックエンブレムとゴタゴタが続いていますが、コピーしたとマスコミで取り上げられていますが、本質は別の所にあると思います。

2度も手直しをしたような作品が、東京オリンピックのエンブレムとしてふさわしいでしょうか?

完璧なデザインは、たとえ他の作品に似たものがあったとしても、圧倒的に人の心に響いてきて感動を与えると思います。

残念ながら佐野氏の作品をみても私の心は響きません。

モエレ沼公園に行ってイサム・ノグチ氏の遺作に触れて感動を覚えましたが、同時にエンブレムの件を寂しく感じました。

 

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